こんにちは。京都市上京区、丸太町智恵光院のパーソナルジムリブリッジ(LIVRIGH)です。
朝晩の冷え込みが増えると、外へ出るのが少しおっくうになったり、温かい飲み物や食べ物に手が伸びたりしますよね。「冬は代謝が上がるから痩せやすい」と聞く一方で、「自分はむしろ体重が気になる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
寒い環境では、体温を保つためにエネルギー消費が増えることがあります。ただし、冬というだけで自然に痩せるとは限りません。身体の仕組みと毎日の過ごし方を分けて考えると、無理なく取り組めることが見えてきます。
この記事でお伝えしたいこと
- 寒さに反応した熱産生と、基礎代謝は同じではありません。
- 体重の変化には、食事・活動量・睡眠なども関わります。
- 寒さを我慢するより、続けやすい生活習慣を整えましょう。
寒くなると代謝はどう変わる?
私たちの身体は、寒い環境でも体温を保とうとします。そのために熱をつくる働きが強まり、エネルギー消費が増えることがあります。この反応を「寒さによる熱産生」といいます。
一方、基礎代謝は、快適な温度で安静にしているときにも、呼吸や心臓の働きなど生命維持に必要なエネルギーです。寒い場所にいる間の消費が増えることと、普段の基礎代謝が一律に上がることは、分けて考える必要があります。
代謝の季節変化には、体格や年齢、室温・衣服などの生活環境、測定条件も関わり、研究結果も一様ではありません。「冬なら誰でも大きく代謝が上がる」とは言い切れないのです。
「冬は痩せやすい」と言われても、体重が増えるのはなぜ?
体重の変化は、寒さへの反応だけでは決まりません。食事や飲み物からとるエネルギーと、身体が使うエネルギーの関係に、日々の習慣が重なっていきます。
例えば、こんな変化はないでしょうか。
- 寒いので歩く機会が減り、座っている時間が長くなった。
- 温かい甘い飲み物や、食後のひと口が増えた。
- 忙しさで睡眠時間が短くなり、食事のリズムが乱れた。
当てはまるものがあっても、すべてを一度に変える必要はありません。まずは一つ、「最近増えたこと・減ったこと」を見つけるところから始めてみませんか。

冬の代謝とダイエットで、よくある3つの誤解
「代謝が上がれば、何を食べても痩せる」
寒さによって消費が増えても、食事や飲み物からとる量がそれを上回れば、体重が増えることはあります。季節に期待して食事量を増やすのではなく、いつもの食べ方を振り返ることが大切です。
「薄着で寒さを我慢すれば、効率よく痩せられる」
減量のために身体を冷やすことはおすすめしません。冷えを我慢せず、防寒と室温を整えましょう。身体づくりでは、寒冷刺激に頼るより、食事や活動を無理なく続けられる環境をつくることを大切にしてください。
「冬は運動量が減っても、代謝が補ってくれる」
外出が減った分を、季節の変化が必ず埋め合わせてくれるわけではありません。寒い日は室内でもかまいません。体調や体力に合わせて動く機会をつくり、座りっぱなしの時間を長くしすぎないようにしましょう。
運動を始める前に:暖かく動きやすい環境で、無理のない範囲から取り組みましょう。痛みや強い不調がある場合は中止し、持病などで運動に不安がある方は医療機関に相談してください。以下の運動は日々の身体づくりの例で、冷えの治療や短期間での大幅な代謝向上を約束するものではありません。
冬におすすめのトレーニング
寒い時期は、効率よく体温を上げられる運動がおすすめです。
① スクワット


下半身の大きな筋肉を使うことで、効率よく体を温めながら消費エネルギーを高めます。
② ランジ


前後に踏み込む動きでバランスよく下半身を刺激します。
血流改善にもつながり、冷え対策にも有効です。
③ プランク

体幹を安定させることで、姿勢維持と基礎代謝のサポートにつながります。
室内でも取り組みやすいのが特徴です。
寒い季節も続けやすい、暮らしの整え方
「たくさん動く」より、まず動く機会を一つ増やす
いきなり長時間の運動を目指さなくても大丈夫です。買い物のついでに少し歩く、座り続けていたら一度立つなど、今の暮らしに足せることを選びましょう。天候が悪い日は、室内で取り組める方法へ切り替えてかまいません。
温かい食事を楽しみながら、量と組み合わせを見る
冬の食事を我慢ばかりにする必要はありません。主食・主菜・副菜の組み合わせや、間食・飲み物も含めた量を振り返ってみてください。「温かいから」「身体によさそうだから」と量を気にせず食べるのではなく、満腹になる前に一息つくことも一つの方法です。
眠る時間も、身体づくりの土台にする
睡眠不足は食欲や食べ方にも影響します。運動や食事だけを頑張ろうとせず、睡眠の時間と質にも目を向けましょう。できることを増やすだけでなく、休む時間を確保することも大切です。
冬の代謝について、よくあるご質問
冬は夏より必ず基礎代謝が高くなりますか?
必ず高くなるとはいえません。寒い環境で体温を保つためのエネルギー消費と、快適な室温で測る基礎代謝は異なります。体格や生活環境、測定条件によっても違いがあります。
寒い日に外で運動しないと意味がありませんか?
いいえ。寒さに耐える必要はなく、室内での運動も選択肢です。体調や体力に合い、継続しやすい方法を選びましょう。
冬に体重が気になったら、まず何を見直せばよいですか?
最近の歩く機会、座っている時間、間食や飲み物、睡眠の変化を振り返ってみてください。一度に全部を変えず、取り組みやすいことから始めるのがおすすめです。
まとめ|季節に期待するより、続けられることを一つ
寒い環境では熱をつくるためのエネルギー消費が増えることがありますが、それだけで痩せるわけではありません。身体づくりで大切なのは、食事・活動・休息を、今の生活に合う形で積み重ねていくことです。
「寒くなると運動が続かない」「何から始めればよいかわからない」。そんなときは、意志の強さだけで何とかしようとせず、続けやすい方法を一緒に探してみませんか。
京都市上京区・丸太町智恵光院のLIVRIGHでは、一人ひとりの体力や目標に合わせた身体づくりをご提案しています。まずは、今気になっていることをお聞かせください。
参考資料
- 寒冷環境への代謝反応と季節差に関する研究(PubMed)
- 基礎代謝の季節差を検討した研究(PubMed)
- 体重に関わる食事・身体活動・睡眠などの要因(米国NHLBI)
- 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(厚生労働省)
この記事は一般的な健康情報です。身体の反応や運動の適切な内容には個人差があります。



