「体幹」と聞くと、主にお腹周辺の筋肉を想像する人が多いかと思います。
実は、腹筋だけでなく背中や腰回りを含めた胴体部分のことを指します。
今回ご紹介するのは、呼吸トレーニングのやり方をお伝えします。
体幹ダイエットなのに呼吸ってどういうこと?と思われますが、実は呼吸も立派な体幹トレーニングです。
トレーニングの経験がない方でもトライしやすいため、チャレンジしてみましょう!
筋肉のアウターマッスル・インナーマッスルと呼吸
筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルが存在します。
アウターマッスルは胸の筋肉や肩の筋肉など、目でしっかり確認できる身体の表面に近い部分に存在する筋肉です。
一方、インナーマッスルは身体の深い部分にある筋肉で、姿勢の保持や内臓の位置を安定させる働きがあります。
また、インナーマッスルを鍛えると基礎代謝が上がり、痩せやすい身体になったり、姿勢が良くなるため、効果的です。
呼吸をすることによってインナーマッスルである横隔膜という筋肉が使われます。
呼吸トレーニングをする上でのコツ
呼吸トレーニングのコツは、意識して呼吸をするだけです。
大半の人は無意識に浅く・速い呼吸をしています。
浅く・速い呼吸をしている場合は、上手く横隔膜が使わていない状態です。
そのため、深く・ゆっくりした呼吸に変えるだけでOKで、鼻から吸って口から吐き切るというのが大事です。
自分の呼吸の良し悪しをチェックする一つの目安が「肋骨の位置」。
鏡の前に立ってみた時、肋骨がボコっと飛び出し、みぞおちから下のお腹辺りが三角形に凹んでいる人は注意しましょう。
肋骨が飛び出した状態で固まっている人は、息を上手に吐けていません。
呼吸トレーニングのやり方
①椅子に座り、ウエスト部分に両手を置く
②まずは口から息を吐きます。肋骨をしぼませる
③ウエストに置いた自分の手に向かって息を吸うイメージでお腹を360度膨らませる
④4〜5呼吸を2-3セット行う
まとめ
呼吸トレーニングを続けることで、体幹の安定・基礎代謝の向上・姿勢改善・リラックス効果・睡眠の質の向上などの様々な効果が発揮します!
普段、トレーニングをする習慣がない方でも、取り組みやすいため、ぜひやってみてください。