「夏は汗をかいて、基礎代謝が上がって痩せやすい」というイメージを持っていませんか?
しかし、夏は基礎代謝が下がり、太りやすい季節です。
冷房の効いた部屋で過ごすことが多く、運動不足である場合、自律神経が乱れ基礎代謝が下がるため、夏太りしやすいと言われています。
今回は、夏太りの原因と太らない対策方法を紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
夏太り予備軍に当てはまっていませんか?
日頃の生活習慣で「夏太り予備軍」
下記に当てはまるものが多ければ、夏太り予備軍かもしれません。
夏太りしないためにも対策を知っておきましょう。
・アイスやかき氷、清涼飲料水などの冷たくて甘いものを摂りがち
・食事はそうめんや冷麺中心、または食べないこともある
・冷房で手足が冷えやすい
・お風呂はシャワーのみで済ます
・外出時は冷房の効いた車や電車が多い
夏太りの主な原因は?
夏太りの主な原因は複数あります。
日頃の生活に当てはまっていないか確認しましょう!
1.基礎代謝の低下
汗はエネルギー消費ではなく、体温調節するためであり、汗をかいているからといって痩せているわけではありません。
夏は気温が高いため、体温を自ら上げる必要がなく、基礎代謝が下がりやすくなります。
基礎代謝が低くなると、今までと同じ食事量でも消費エネルギーが減り、体重が増加しやすくなるため、注意しましょう。
また、アイスやかき氷、ビールなどの冷たい食べ物や飲み物の日常的な摂取も基礎代謝の低下につながります。
2.自律神経の乱れ
冷房の効いた部屋と暑い屋外を行き来すると温度差で自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると、ホルモンバランスの乱れや様々な不調が現れ、基礎代謝が下がり体重が増えます。
また、食事ではそうめんや冷麺など炭水化物ばかりに偏り、ビタミンやミネラルなどが不足した結果、自律神経の乱れに繋がるため、定期的に食生活を見直しましょう。
3.活動量の低下
暑さで運動や外出を控えたり、移動は車や電車が多いと消費エネルギーが減ります。
結果、運動不足によって筋肉量が減ると基礎代謝が下がり、体重増加につながります。
4.睡眠の質が悪い
夏は寝苦しさで睡眠不足になりがちです。
また、自律神経が乱れることによって交感神経が優位になり睡眠の質が悪くなります。
それにより、夏太りの原因になります。
夏太りをしない対策
続いて「夏太りをしない対策」を4つ紹介いたします。
できるところから対策しましょう!
1.湯船につかる
夏は暑いため、シャワーだけの日が多いかと思いますが、湯船につかることによって、自律神経が整い、睡眠の質も上がります。
難しい場合は足湯だけでも大丈夫です。
ぜひ、湯船につかりましょう。
2.バランスの取れた食事
1日3回の食事をしっかりとることです。
また、代謝を上げるには、主食・主菜・副菜を揃えて、バランスの取れた食事を摂りましょう。
特にタンパク質やビタミン、ミネラルを意識して摂るようにすると良いですね。
3.適度な運動
朝や夜など涼しい時間帯に、軽いウォーキングやジョギングなど積極的に身体を動かしましょう。
ただし、外は暑くて難しい場合は、自宅でラジオ体操やストレッチだけでも大丈夫です。
適度な運動することで、夏の運動不足を解消しましょう。
4.睡眠の質を上げる
暑さで睡眠不足になっていませんか?
扇風機やエアコンなどを活用し、睡眠の環境を整えましょう。
ただし、扇風機やエアコンで冷やしすぎず、直接風が当たらないように気をつけてくださいね!
夏太りをしないように気をつけましょう!
今回は、夏太りの原因と太らない対策方法を紹介いたしました。
暑さが原因で運動や外出を控え、涼しい場所でアイスやそうめん、ビールなどを食べたり飲んだりすることが増えるでしょう。
このような乱れた生活を続けると確実に体重が増加します。
ぜひ、夏太りをしないように、生活習慣を振り返ってみましょう。