姿勢が引き起こす体の悩みと改善法
「なんだか最近、体がだるい…」それ、7月の姿勢の崩れが原因かもしれません。
梅雨明けの蒸し暑さや冷房による冷えで、体は知らず知らずのうちにストレスを受けています。さらに、暑さで姿勢が崩れやすくなり、首や肩、腰に不調を感じる方も多い時期です。
よくある悩みとして、下腹のぽっこりや反り腰、二の腕が太い、二重顎、脚が太いなどが挙げられます。もちろん、食事内容や運動不足が原因であることもありますが、実はほとんどの原因が『姿勢』によるものです。関節が正しい位置に収まっていれば、これらの悩みは生じにくくなります。しかし、座り仕事や立ち仕事で長時間同じ姿勢を続けることで、徐々に体の歪みが生じてしまいます。
姿勢の崩れによる影響
例えば、デスクワークの方は肩や首が凝りやすく、腰痛を持ちやすいという傾向があります。パソコンに向かって作業をする際、頭を前方にスライドさせる姿勢を取りがちです。頭の重さは約3kgほどあり、これを首や背骨で支えるため、前傾姿勢が続くと首に大きな負担がかかります。その結果、首こりや肩こりが悪化し、さらには腰痛にも繋がることがあります。
姿勢を整えるための方法
姿勢を改善するには、関節を正しい位置に戻すことが必要です。そのためには、ストレッチやピラティスが効果的です。姿勢の乱れによって使いすぎている筋肉を緩め、使えていない筋肉を活性化させることで、体のバランスを整えることができます。
- 二の腕や脚が細くなる
- 肩こりや腰痛の軽減
- 姿勢が改善され、美しいスタイルを維持できる
簡単にできるストレッチ
1. 胸を開くストレッチ
- 両手を後ろで組み、胸を張るようにして肩甲骨を寄せる。
- 30秒キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻る。
2. 首のストレッチ
- 頭をゆっくり横に倒し、首の側面を伸ばす。
- 反対側も同様に行い、左右30秒ずつキープ。
3. 反り腰改善ストレッチ
- 仰向けに寝て膝を立て、腰を床に押し付けるようにする。
- 10秒キープし、5回繰り返す。
姿勢を意識しながら、ストレッチやエクササイズを取り入れることで、健康的な体を維持しましょう。